キリンカップサッカー2008観戦記

第1戦    2008年5月24日(土)(19時20分 豊田スタジアム、観衆:40710人)

 

日本   コートジボワール
1
前半
0
後半
0
     
合計
0

【得点者】

日本: 玉田(前半21分)

 

第2戦:  2008年5月27日(火)(19時20分 埼玉スタジアム2002、観衆:27998人)

 

日本   パラグアイ
前半
0
後半
     
合計

 

優勝おめでとう!ニッポン!!!

でもなんだかなあー?

 

島崎でございます!

結果的には優勝ですから、それはそれで評価します。

しかし“なんだかなあー”というスッキリしない気持ちが残りました。

その気持のスッキリしない原因はやっぱり攻撃でしょう。

これは、この観戦記のコーナーでいつも書いてきたことです。

トルシエの時も、ジーコの時も、オシムの時もいつもそのことに触れてきました。

現在の岡田ジャパンもまったく一緒です。

これは本当に日本代表のここ何十年かの共通した永遠の課題でしょう。

よく守備とか攻撃で“守備力”とか“攻撃力”とかいう言い方で表現する時があります。

その“守備力”とか“攻撃力”という表現でそれこそ今の日本代表を表現するならば、攻撃に関しては、あまりにもその攻撃に“力”がありません。相手の守備を混乱におとしいれたり、崩していく、確実な可能性を秘めたオプションとか戦術が見当たりません。

“攻撃力がないということは武器を持たないで戦っているようなものです。

発明王エジソンは“必要は発明の最大の母である”といいました。

日本代表は、ここ何十年もその攻撃の力に“必要”を迫られている訳です。

ポジティブにとらえれば世界をあっと言わせる発明が生まれるチャンスです。

概念を捨て、点を取ることに関しての発想を変えてみる必要があるように思えてなりません。

前にもこのコーナーで書きましたが、バレーのAクイック、Bクイックとか時間差など全部日本が考えたものです。

そして、世界をあっと言わせたものです。

これも立派な発明です。

体操でもそうです。

山下とびだとか月面宙返りとか全部日本が考えたものです。

サッカーだって、そのちょっとした発明の繰り返しで現在のサッカーがあるのです。

昔のフォーメーションはW、Mで5人もFWがいた時代がありました。

それが4,2,4になったり4,3,3になったり、スイーパーというポジションが生まれたり、リベロというポジションが生まれたり、いろいろな変化の繰り返しです。

クライフがいたオランダがWカップでトータルサッカーと称されて、世界に評価されたように世界があっと驚くような攻撃のしかた、戦術を発明、発見してほしいものです。

私は決して抽象的なことを言っているとは思っていません。

それぐらいの発想の転換がこと攻撃に関しては絶対必要だということが言いたいのです。

これは現実的な話です。

何度も言いますが、こと攻撃に関しては普通という発想の中で考えている限り、絶対解決しない問題だと私は強く言いたいのです。

それぐらい深刻な問題だということです・・・

産業の中の製造業で見せる日本人の頭の良さを是非サッカー日本代表にも発揮してほしいものです・・・

 

              島崎 俊郎

 

ごぶさたしております!ペイ三郎です。

俊輔のプレーは見事だった。らしいですね・・・。

(というのも2戦目は秋田ではOAされなかったもので・・・。)

島崎さんが引用したエジソンの言葉で思い出しましたが、あの長嶋さんは「失敗は成功のマザー」とおっしゃっておりました。それはそれとして。。。

そういえばヒップアップさんのコントをTVで観たとき、世の中をあっと言わせるくらいの意表をついたインパクト、新しい感覚がありました。

今でもあの衝撃を覚えております。

最近、代表の試合の集客が芳しくないようです。

是非日本代表にもヒップアップさんのようなあっといわせる“笑劇的”いや“衝撃的”なインパクトを期待したいものです。

それでは、ごきげんうるわしゅう!!!

ペイ三郎
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