日本×北朝鮮 観戦記

2005年6月8日(水)17時35分:現地(タイ・スパチャラサイ競技場、曇、観衆:0人

◇W杯アジア最終予選B組

日本   北朝鮮
0
前半
0
2
後半
0
     
58%
ボール支配率
42%
2
合計
0

【得点者】

日本:柳沢敦(後半28分)、大黒将志(後半44分)

【交代】

日本:大黒(鈴木=後0分) 、遠藤(柳沢=後40分)

北朝鮮:キム・ヨンス(チョン・チョル=前28分)、キム・ソンチョル(パク・チョルチン=後半0分)、パク・ナムチョル(チェ・チョルマン=後16分)

【スターティングメンバー(日本)】

川口能活(ジュビロ磐田)  田中誠(ジュビロ磐田)  宮本恒靖(ガンバ大阪)

中沢佑二(横浜F・マリノス)  加地亮(FC東京)  稲本潤一(ウエストブロムウィッチ)

福西崇史(ジュビロ磐田)  中田浩二(マルセイユ)  小笠原満男(鹿島アントラーズ)

鈴木隆行(鹿島アントラーズ)  柳沢敦(メッシーナ)

 

予選突破おめでとう!ニッポン!!!

「そして“本大会”という厳しい戦いが始まるのです!」

島崎でございます。アウェーでもなく第3国での試合、そして無観客。

純粋に「チームとしてどっちが強いか戦ってみなさい!」というシチュエーション。

こうなれば、やはりチームの力でまさる“日本有利”は90分あればゆるぎないであろう。実際に結果は2対0.順当に“勝たしてもらった”という感じです。

さあ!ドイツ行きが決まりました!!!

そしてまた「本大会」という厳しい戦いが始まるのです。アジアのレベルではなく、もっと高いレベルのチームと戦わなければなりません。

中田が「予選突破はしたが、このままでは本大会では勝てない」と言っていたが、僕もそう思う。弱いチームが強いチームに勝つには、守って守って少ないチャンスを確実に(一発で)決める。このパターンしかない!

日本がベストのメンバーで行けば、少々強い相手でも守ることが出来る。(その可能性を秘めている)問題は少ないチャンスで一発を決めるという決定力です。やはり日本は最後にはいつもこの問題に突き当たる。本大会までにこの問題を克服しなければ、中田が言っていたように予選突破も難しいと思います。メキシコ五輪で銅メダルを獲得した釜本のように、個人の力で点を取ってしまうようなすごい選手が現われる保証もない。

となれば、少ないチャンスでも点を取れる攻撃の“戦術連係”、“約束事”を早く決め、それをチームとして身に付けることが必要だと思います。(このまま普通に本大会に臨んでほしくない。)

いちかばちかの画期的な戦術、選手起用と配置。わかり易く言えば、クライフのいた時のオランダのサッカーを世界が“トータルサッカー”と言ったように、日本が考え出し作り出したサッカーについて、世界がこのような形で形容するサッカーを是非見せてほしい。そうでないと本大会は順当に「やっぱりね…。」という結果に終わってしまうと思います。

運動量が多く、技術もあり、スタミナがあり、統率が取れている日本のサッカーは前線と最終ラインをコンパクトにするサッカーが最高にフィットしている!私は前々からそう思っていました。またそれが出来ると思いますし、恐ろしいくらいにコンパクトなゾーンプレスを仕掛け、相手がボールを持てば2人or3人で囲んでしまう。また、日本がボールを持てば2人or3人もボールをもらえる選手がいる。これがハマれば、どんなに強い相手でもその特徴や良さを潰せる。これは大きなピッチの中でミニゲームをやっているようなもの、リスクはありますがチャレンジするに値すると思います。そうなれば選手に必要とされるものが変わってきますから、選ばれる選手も抜本的に変わってくる。これは画期的というよりは、今の日本代表の“改革”だと思います。是非やってほしい!

加工貿易が得意な日本です。サッカーという西洋から生まれたスポーツを日本なりに加工してほしい。世界があっと驚くような加工をしてほしい。そして自動車産業や家電産業のように、気が付けば“世界で一番”と言われるような質の高いものに仕上げてほしい。

そして日本をお手本にするような、ヒントにするような商品(サッカー)を作り上げてほしいです。

僕の思いは飛び過ぎているのだろうか???でも私がジーコなら、ここでとにかく思い切った信じられないことをやってみせる!そしてそれをモノにし、成功させてみせる!!

理由は中田の言っている通り、このままでは絶対に本大会で勝てないからです。

サッカーに“絶対”はありませんが、事実としてある“力の差”はそんなに甘くはないのです。絶対に勝てないなら、いちかばちか勝負に出て“ずばりハマる”か“おもいっきりハズす”か、そのどちらかを選ぶべきです。中途半端がいちばん良くない「お笑い芸人」の大事なスピリットと全く一緒です。

ジーコジャパン!なんでもいいから、我々をあっと驚かせてくれ!

世界が目を見張るような“戦い方”を作り上げ、それを我々に見せてほしい。

“予選突破”とか“ベスト8”とか、そんな低いレベルではなく、「ひょっとしたらブラジルやドイツにも勝てるのでは?」と思えるような画期的なことを考え出してくれ!!!

「日本対北朝鮮」、結果は2対0で勝利。

試合後、僕はそんなことを熱く思いました…。

              島崎 俊郎

 

「よかった!本当によかった!!!」

「そして安心して眠れる日が始まるのです!」

ペイ三郎でございます! 良かった!本当に良かった! 今のところ本大会での戦い方は置いといて純粋に予選突破を喜びたいと思いますが、前回の日韓W杯での成績(ベスト16)が「偶然」とか、「対戦相手に恵まれたから…」とか言われないように、前回以上の成績は期待したいです。(その前に最終のイラン戦に勝って、是非ともグループ1位で突破してほしい。)

アダモ師匠が提言した、チームの「加工」、「改革」、「いちかばちかの賭け」ですが、これを実行したのが前回のW杯での韓国代表だったと思います。テクニックでは世界のトップチームにはかなわない、ならば“1対1で負けない強さ”、“相手より先にバテない持久力”、“1点を取りに行った時の無謀とも思える攻撃的な采配” により、ポルトガル・イタリア・スペインを撃破したのは見事でしたし、本当にうらやましかった〜。あの戦い方を日本にも是非期待したいものです。

決定力については、今回の北朝鮮戦で流れを変えた“大黒様”が何とかしてくれるでしょう。

余談ですが彼の背番号「31」は、少年時代にファンだった阪神:掛布選手の背番号にちなんでいるらしいです。このような彼らしいごく“普通”のエピソードを聞くと、さらに彼を応援したくなりました。彼が活躍することで、掛布選手も世界的に有名になることでしょう。但し、欧州のクラブからオファーが来ても行かないでほしい。なぜなら彼に西洋は似合わない。いつまでもごく“普通”で、どこにでもいるような関西の“兄ちゃん”でいてほしいから…。

最後に我々コントポリネシアンもヒップアップさん、島崎さんの芸をいい意味で「加工」し、さらにいいコントを作り上げたい。この成果は7月15日に伊勢原で開催される「アフリカンブリーズ LIVE」でのコントポリネシアンのコーナーに注目してほしい。但し、くれぐれもその時「無観客」でないことを祈ります。。。ごきげんうるわしゅう!

ペイ三郎

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