日本×バーレーン 観戦記

2005年3月30日(水)19時30分(埼玉スタジアム2002、晴れ、観衆:61,549人

◇W杯アジア最終予選B組

日本   バーレーン
0
前半
0
1
後半
0
     
59%
ボール支配率
41%
1
合計
2

【得点者】

日本:O・G(後半26分)

【交代】

日本:玉田(鈴木=後24分)、中村(稲本=後44分)

バーレーン:タレブ(サルマン=後14分)、ナセル(M・フバイル=後19分)

【スターティングメンバー(日本)】

楢崎正剛 (名古屋グランパス)   田中誠 (ジュビロ磐田)

宮本恒靖 (ガンバ大阪)   中沢佑二 (横浜Fマリノス)

中田英寿 (フィオレンティーナ)   中村俊輔 (レッジーナ)

三都主アレサンドロ(浦和レッドダイヤモンズ)

福西崇史 (ジュビロ磐田)   加地亮 (FC東京)

鈴木隆行(鹿島アントラーズ)   高原直泰 (ハンブルガーSV)

 

「絶対に負けられない戦い! オウンゴール…その手があったか〜!!! 」

ペイ三郎でございます!あっという間に前半の最終戦。日本にとってはどういう形であれ勝ち以外は許されない状況です。中田をボランチで起用し、三都主が戻りシステムは3バック。日本は万全に近い形で臨んだといってもいいでしょう。しかし結果はオウンゴールによる1点のみ。いわゆる日本にとっての“12人目の選手”はサポーターでも香取慎吾(テレ朝応援団)でもなく、対戦相手のバーレーン“サルミーン選手”だったのです。翌日のスポーツ新聞の一面は「バーレーンありがとう!!」でしたが、これでいいのでしょうか? 余談ですが、子供の頃からよく親には「頂けるものは感謝してありがたく頂きなさい!」と教わりましたので、とりあえず喜んで頂くことにしますが…。確かに日本は勝ち点3という贈り物をバーレーン(厳密にはサルミーン選手)から頂きましたが、日本としては何度もチャンスは作るものの(攻めは良かった)、最後の決定力不足が浮き彫りとなった試合だったと思います。

ということでお待たせしました!!スッキリしない試合のため、今後の戦いが不安でしょうがないアダモ師匠より「日本×バーレーン観戦記」をお送りします!!

 

「冷や汗モノの勝ち点3!!予選突破…大丈夫か???」

本当に冷や汗モノの勝ち点3だったと思います。この予選の過去3試合でまず言えるのは、日本に他のチームを圧倒するような絶対的な力がないということです。

残り3戦がアウェーでの試合が多いことを考えると、もちろん数字的には予選突破の可能性はありますが、過去3試合の内容を見た感じでは予選落ちも考えられます。

次の試合まで時間があるのでジーコ監督には日本の戦い方、特に戦術やアイデアを見直し模索してほしいものです。

もうイヤになるほどの長年に渡る日本の決定力の問題。これに解決を見出してほしい!!

なんとか日本を点の取れるチームにしてほしい!!

今の日本代表には個人の力で点を取れる人材はフォワードにはいないのですから、何度も言いますが戦術とアイデアしかありません。そのアイデアに全身全霊を込めて知恵を絞って欲しい。本音を言いますと、予選のイランやバーレーンや北朝鮮ぐらい問題にしないで勝って欲しいと思います。

それにしてもバーレーンのオウンゴールはラッキーでした。入れてしまった選手は“バーレーン史上最高の選手”といわれる選手とのことですが、あのゴールによって間違いなく彼は“日本にとっても最高の選手”になったと思います。

あと3試合、今までの反省点をもう一度見直しスッキリした結果でW杯へ行ってほしい。

たのむぞジーコ!!

がんばれニッポン!!!

              島崎 俊郎

(あとがき)

日本の決定力不足は深刻です。確実に勝ちに行かなければならない試合、日本らしい攻撃は見せるものの最後の決定力がない。とはいえ、日本は今後の3試合はホーム・アウェーに関係なく今回の試合のようなシステム・攻め方を貫いてほしいです。つまり“攻撃は最大の防御”なのです。アウェーでも決して守備的にならず、今回の試合のような本来の日本のサッカーを展開してほしいと思います。(決定力は祈るのみです)

今回のバーレーン戦、“オウンゴール”という形で勝ち点3を頂きましたが、入れてしまったサルミーン選手(バーレーン)の事を思うと真剣勝負での結果ゆえに本当に気の毒です。ですから、バーレーンの国民の皆様は彼を責めないで暖かく見守ってほしいものです。もし彼が本国でホサれる様な事があったら、日本のJリーグのチームは是非オファーをおくってほしい。最悪もし引退ということになったら、本国の芸能界へ転身して成功してほしいと願います。現在バーレーン国内が“空前のお笑いブーム”なのかは分かりませんが、例えばピン芸人になるなら芸名は「おさるミーン」、コンビなら「オウンゴール1号・2号」というコンビでデビューするなんてどうでしょう?冗談はこれくらいにして…。最後に一言、あのオウンゴールは相手選手が蹴ったゴールとはいえ、とても鮮やかで見事した。本当にありがとう!!!次はアウェーでのバーレーン戦になりますが、日本はオウンゴールをお返しすることがないよう気をつけましょう。

では次も勝利することを願って、この辺で失礼します。それではみなさん♪ご〜きげ〜ん♪うるわしゅう〜♪

ペイ三郎

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