以前のアダモちゃんねるの「史実アダモステ」を再監修。アダモちゃんこと島崎俊郎の古今をペイ太郎が暴きます

1991年2月23日 ■ご祝儀(1,000万円以上の100万円)

アダモちゃんは実家に帰る度にお母さんはよくこんなことを口にしていた。「トシちゃん、あなたが結婚するときには100万円あげる。他にはかあちゃん、何もできん」と。お母さんにとっては、上の3人の子供たちも満足に結婚式をあげさせてやれなかった。ただ、3人の式にはお父さんが出席していた。お母さんはそのことを気にされていたようです。

式が終わり、明らかにお母さんのご祝儀袋の厚みが違います。開けなくてもいくら入っているのかアダモちゃんにはわかりました。きっと介護の仕事をされながら、年金をコツコツ貯めていたのでしょう。「いらんと言ったのに・・・」アダモちゃんの頬に涙が流れます。しかし、受け取らなかったところでお母さんもアダモちゃんの母、一度言い出したら聞かない強情なところもある人なので、息子としてこれを受け取ることがかあちゃんにとって一番嬉しいことなのかなとありがたくいただくことにしました。お母さんからもらった100万円はアダモちゃんにとって1,000万円以上の価値のあるお金でした。