以前のアダモちゃんねるの「史実アダモステ」を再監修。アダモちゃんこと島崎俊郎の古今をペイ太郎が暴きます

1979年〜1991年? ■ヒップアップの悲劇(その1 ファン層の低下)

ヒップアップがメジャーになればなるほど、ファンの年齢層が低くなっていきました。これがヒップアップの悲劇のひとつでした。デビュー直後の人気急上昇のとき、舞台でネタを笑ってくれるのは、社会人、大学生中心でした。その後、時が経つにつれて、高校生、中学生となっていきました。お笑い芸人の性(サガ)は、目の前のお客さんを笑わせたくなることだそうです。客入れでテレビを撮っていて、テレビの向こうにたくさんのファンが見ている。その中には社会人や大学生も見ているとわかっていても、目の前のお客さんを笑わせたくなる性がある。目の前の中学生を笑わせようとネタの質が落ちていきました。