以前のアダモちゃんねるの「史実アダモステ」を再監修。アダモちゃんこと島崎俊郎の古今をペイ太郎が暴きます

1973年9月 ■志願(ハナ肇氏へ申し入れ)

  楽屋口にたどり着いたアダモちゃん。そこに、松崎真さん(前「笑点」座布団運び)が通りかかった。「ハナ肇さんに会わせてください。弟子になりたいんです」。松崎さんはハナさんのいる座長室へと案内してくれました。松崎さんの視線の先にはハナさんがどっしりと腰を下ろしている。ハナさんにじーっと睨まれ、びびリはじめるアダモちゃん。(でもここで目をそらしては負けだ)アダモちゃんも睨み返します。二人の睨み合いはしばらく続き、ハナさんはゆっくり語り始めます「今のクレージーキャッツは、バラエティーから一歩ひいて、各々の活動をしている。もう、うちの(弟子の)中からなべおさみや小松政夫はでないぞ」。それでも、アダモちゃんはお願いをし続け、4日間の研修期間を与えられました。そして、研修期間で熱意と真面目さが伝わり、アダモちゃんは、晴れてクレイジーキャッツの付き人になれたのであります。

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